ROV導入について
海難救助においては船舶・貨物等財物の救助と並んで近年特に環境救助へのニーズが社会的な高まりを示しています。
この環境救助の分野において弊社では従来、
海外の特殊装置を活用することで深海に沈没した船舶からの燃料油やHNS(有害危険物質)の抜取りに果敢に挑戦してきており、
最近では濃硝酸の回収にも世界で初めて成功致しました。
今後はこの度導入した作業用ROVを弊社救助船に常時装備することにより、
沈船からの汚染物・危険物の流出防止とその回収作業に対し、従来に比して格段と迅速な対応が可能となります。
さらに深海の沈船の撤去においてもきわめて有効な手段となります。
ROVとは
Remotely Operated Vehicleの略で、遠隔操作式の水中ロボットのこと。
調査目的のものやマニピュレーターにより水中作業も可能なもの等さまざまなタイプがあります。
この度当社が導入したのは、調査や環境救助等の各種の水中作業が可能な機種であります。
導入の利点
1.
ダイバーで対応できない水深3,000mまでの深海での作業が可能。
2.
ドップラーソナーの利用によりROV自体が水中で定点保持可能。(海底までの距離 30m以内)
3.
有害危険物質にさらされる危険な環境下ではダイバーレス作業により安全確保が出来る。
4.
下記画像の削孔装置と組み合わせて使用することで沈船から燃料油・HNSの抜取りが可能。
Remotely Operated Vehicle
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[ 仕 様 ]
対応深度:3,000m
長さ:3,200mm
幅:1,800mm
高さ:1,800mm
重さ:3,000kg
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馬力:125HP
移動速度
前後:3.2ノット
横:3.0ノット
垂直:2.0ノット
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[ マニピュレーター ]
右:7ファンクション、 左:5ファンクション
[ 装 備 ]
DP装備(自動定点保持機能)
ケーブル埋設装置装備(最大埋設深度1.5m、砂質)
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